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第4回総会「FD活動の報告会2011」(2011年5月21日(土)開催)


 2011年5月21日(土)、本協議会第4回総会において「FD活動の報告会2011」がおこなわれた。本報告会は、昨年度の試行を受け、今年度より本協議会での定期的なFD活動に関する情報交換の場として正式に開催されることになった。目的は、会員校で組織的に実施されているFDや教育改善の取り組みを、ポスター発表の形式で情報交換することに加え、各発表に対して組織間で簡潔なコメントを交換するピアレビューをおこない、各会員校のFD活動の質的改善・向上をはかることである。作年度の試行では幹事校を中心に17の発表があったが、今年度の発表校数は12件で、やや発表数は減少したが、昨年同様、報告会の開始から終了まで活発な意見交換がおこなわれた。

ポスター発表の原稿は、本協議会の活動成果として対外的に発信するため、MOST内のKEEP Toolkitを使ったスナップショットとして作成することが推奨された*。以下のリンクから、各発表のポスター原稿を閲覧できる。


■発表校のポスター一覧(画像をクリック)

 

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■「FD活動の報告会2011」発表校一覧

01 関西大学  三浦 真琴(教育推進部)
    『三者協働型アクティブ・ラーニングの展開』
02 大阪府立大学  星野 聡孝(高等教育開発センター)
    『ICTを活用した教育・学習支援アクションプランの策定』
03 龍谷大学・龍谷大学短期大学部  長谷川 岳史(大学教育開発センター)
    『「自己応募研究プロジェクト」「指定研究プロジェクト」について』
04 京都大学  半澤 礼之(高等教育研究開発推進センター・FD研究検討委員会WG2)
    『京都大学のプレFD 2010』
05 阪南大学  花川 典子(経営情報学部)
    『阪南大学コピペ検索システム ‐教育の質の向上のために』
06 大阪大学  山成 数明・服部 憲児(大学教育実践センター)
    『大学教育実践センターの多様なFD活動の取り組み』
07 関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
    澤田 治美・岡澤 潤次・並松 善秋・森田 健宏(FD委員会)
    『教員の相互授業参観による相互支援型FD体制の構築』
08 京都外国語大学・京都外国語大学短期大学部
    村上 正行(マルチメディア教育研究センター・FD特別委員会)
    『京都外国語大学における有機的な連携を目指したFD』
09 大阪成蹊大学  柴沼 真(マネジメント学部)
    『入学前教育の成果について ―大阪成蹊大学マネジメント学部の試み―』
10 四天王寺大学  八木 成和(教育学部 教育学科・FD専門部会委員)
    『学生アンケートを利用した授業改善の取り組み』
11 滋賀県立大学  倉茂 好匡(教育実践支援室)
    『滋賀県立大学の「授業の基本」研修会』
12 京都精華大学  森下 育彦(共通教育センター)
    『「日本語リテラシー」という取り組み』


   会員校間のピアレビューは、総会までに事前に指定されたポスターの原稿を一読して、会員校にコメントを用意してもらう「指定校用コメント」と、総会当日の参加者が自身の興味関心に応じて自由にコメントを付ける「参加者用コメント」の2種類を設定した。これらのピアレビューコメントは、報告会および情報交換会の時間帯にポスターの横に掲示されて参加者が読めるようにしたほか、MOST内のオンラインコミュニティ上および冊子媒体にて、後日会員校の教職員のみに公開し、共有することになっている。


■アンケートより

   総会時に回収したアンケートの結果から、「FD活動の報告会」に関する箇所を抜粋して、その結果を報告する。「ポスターセッションの満足度」について尋ね たが、有効回答数38件のうち、「5 非常に満足している」16件、「4 まあまあ満足している」19件、「3 どちらともいえない」2件、「2 あまり満足していない」1件、「1 全く満足していない」0件と、5件法の評定平均値が4.32(昨年度は4.26)となり、本取り組みは昨年度同様、参加者にとても好評であったといえる。自由記述からは、「「目からウロコ」の事例を拝見でき、大いに刺激を受けました」「学生さんが参加されてたのもよかった」「他大学の取組を知ることができるとともに、質問も受けていただけるのでありがたい」「ポスターセッションを通して、自大学の取組みに新たな気付きがあり有意義であった」などの肯定的な意見が得られた。また、発表者からも「発表させていただきましたが、様々な御意見を頂き、非常に参考になりました」といった感想が得られた。また、総会の最後に、田中代表よりポスター数が減少したことに関して発言があったせいか、「展示数が少ない点が問題であり、今後の課題であると思う」「発表数が少ない点が気になる。現時点での取組みでもよいので「現状」を発表して欲しい」など、より多くの会員校の取り組みに関して情報交換を希望する意見が多く見られた。

次年度以降も「FD活動の報告会」は継続的に開催することが決定しており、アンケート結果を元に取り組み自体の改善もおこなうとともに、発表校数の増加やピアレビューのより一層の活性化に向けて検討をおこないたい。


「FD活動の報告会2011」の様子

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注 * MOST(https://online-tl.org)は、大学教員研修支援のため、京都大学が2009年11月に構築したオンラインFD支援システムである。

FD活動の報告会担当:酒井博之(京都大学)


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