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【活動報告】「授業の基本研修会 -授業の基本と授業づくり-」(滋賀県立大学)(2019年4月27日(土)、28日(日)開催)

開催日時:2019年4月27日(土)、28日(日) 10:00~17:00
開催場所:滋賀県立大学 交流センター 研修室1-3
講師:滋賀県立大学 教育・学生支援担当理事/副学長 倉茂好匡
主催:滋賀県立大学教育実践支援室
共催:関西地区FD連絡協議会
参加人数:

大阪物療大学 1名
関西医療大学 1名
神戸市外国語大学 1名
近畿大学 2名
学内 10名

◇概要

4月27日(土)

1.授業の基本① -基本の基本-(10:00~12:00)
 「おいしいみそ汁の作り方」を教材に、実際に悪い授業、良い授業を行い、実践を通して良い授業を行うためのテクニック、授業展開について具体的な講義を行った。

●テクニック [板書] チョークの持ち方は第1指から第3指でチョークをつかむ
            第2指で筆圧をかける
            チョークと黒板の間の角度は30°~45°
            鉛筆持ちはしてはいけない
            左上から順序よく整理して書く
            チョークの色 1.白 2.黄、オレンジ 3.赤
            黒板を消す際はイレーサーを一定方向に動かす
            書いたら学生に見せるために黒板の端まで大きく動く
           [視線] 全体を見る
           [発声] 複式発声法 5m先の床に声をたたきつける
                唇を大きく動かす

●授業展開       体験に基づいた発問、グループワークをさせる
           体験がない未知のことについては、反転学習経験させる

2.授業の基本② -授業展開の罠-(13:00~14:30)
 陥りやすい授業として一番多いのが、具体的な事例を示さずに総じて結論だけを大きく
取り上げてしまう「結論大好き症候群」、「具体性欠乏症」であると指摘し、学生に興味を持たせるための授業パターンを具体的に提示しながら、授業の目的に沿った効果的手法について講義を行った。また、教材研究の重要なポイントとして、興味を引くための導入である「つかみ」と、授業を通してこれを学ばせたいというポイントである「ヤマ」をどのように落とし込んでいくのかについて説明があった。

3.授業づくりワークショップ(14:40~17:00)
 第1講、および第2講で学んだ授業づくりのスキルを活かして、実際に「おいしい野菜炒めの作り方」をテーマに、4つに分かれたそれぞれのグループで授業構成を考え、模擬授業を行い、実践を通してテクニック、授業展開の方法を実践した。

4月28日(日)

1. 発問法、アクティブラーニング法(10:00~12:00)
 基礎物理の事例、効果的な映像資料の使い方を示し、効果的な授業の実践を具体的に行った。

2.授業づくりグループワーク、授業発表会(13:00~17:00)
 これまでに学んだことを活かし、グループごとに「おいしい野菜炒めの作り方」の発表準備を行った。その後実際に30分~40分の持ち時間で授業を披露した。

【参加者の声】
・発声方法、立ち位置、板書など授業の基本がよくわかった。
・いつも授業終わりに声が枯れてしまい小さくなりがちだったので、お腹から声を出す、5m先下向きで発生することを意識したい。
・双方向の授業をすることが本当に学生の理解を促すうえで大切だと実感した。
・教材研究の重要性を改めて知った。事前準備に相当エネルギーが必要で改めて大変であると再認識した。
・蛍光チョークの存在は素晴らしいので是非自分の大学でも導入を検討したい。

研修の様子


【主催】滋賀県立大学
【共催】関西地区FD連絡協議会


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