活動 - FD共同実施WG - ワーキング・グループの活動報告

【活動報告】「授業の基本」研修会 -アクティブラーニング入門-(滋賀県立大学)(2016年7月29日(金)開催)

2016年7月29日(金) 18:20~20:20
滋賀県立大学

◇概要

 2016年7月29日(金)、滋賀県立大学教育実践支援室では、FD活動の一環として「授業の基本研修会-アクティブラーニング入門-」を開催しました。この研修会は、関西地区FD連絡協議会の共催事業となっており、滋賀県立大学関係教員に加えて、滋賀大学および京都学園大学からもご参加いただきました。

 今回の研修会は「アクティブラーニング入門」をテーマに、学生を授業に参加させるにはどのような工夫ができるのかを、特に近年注目されているグループワークをはじめとしたアクティブラーニングをいかに授業に組み込む受講者のみなさんとともに考えました。概要は以下のとおりです。

1.学生を授業に参加させる工夫

発問(簡単なクイズを出す)
授業に関連するクイズを出し、学生に答えさせることで、発表しなければいけない状況をつくる。
反転授業(個別作業をさせる)
授業の内容を宿題として予習してきてもらう。大事なことは、学生が予習してきた内容には必ず評価(添削)をする。簡易なスタンプでもいいので、"しっかりと見た"というサインを出すこと。

2.グループワークについて
 今回、参加者には予習課題を課しており、持参した課題を共有しながら、実際にグループワークを体験した。その中で、より効果的なグループワークにするためのポイントを探った。

最初からグループワークをしても学生から意見は出にくい。まずは数分の個人ワークをして個々の意見をしっかりと持たせてからグループワークに移るとよい。
発言がしやすいように少人数のグループワークから始めると学生も発言しやすくなる。
お互いの意見を否定しないこと(褒めることを基本)をルールとして宣言しておくとよい。
慣れてきたら、学生にもっと考えさせるグループワーク(例えば、問題を解かせるばかりでなく、授業で学んだことを生かして逆に問題を作成させるなど)に移行する。"あなたならどうするか"という質問を投げかけることで学生はより深く考えるようになる。
分かる学生が分からない学生に教えることも効果的。分かっている学生は、人に教えることでより理解度が増す。教えられた学生も内容が理解できるようになり、教員が一方的に教えているだけよりもはるかに効果は大きくなる。


 参加者からは、「多様な発問、個人ワークとグループワークの取り入れ方が学べた」という声や、「効果的な予習、課題の出し方など新たに工夫すべきポイントが見つかった」という感想をいただきました。また、「アクティブラーニングを多く取り入れた際の一回の授業のまとめ方」や「出した課題のフィードバックの仕方」など、更に深く学びたいという積極的な声をいただきました。


研修の様子


【主催】滋賀県立大学
【共催】関西地区FD連絡協議会


関西地区FD連絡協議会広報WGのアカウント