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【活動報告】授業評価ワークショップII-授業評価の効率的実施と効果的活用-(2011年3月16日(水)開催)

 関西地区FD連絡協議会研究ワーキンググループ主催
・京都大学高等教育研究開発推進センター共催
授業評価ワークショップⅡ
ー授業評価の効率的実施と効果的活用ー

2011年3月16日(水)13:00~18:00
京都大学吉田南総合館

◇概要

 2011年3月16日(水)13:00~18:00に、関西地区FD連絡協議会・研究WG・授業評価研究SG、京都大学高等教育研究開発推進センターの共催で、京都大学吉田南総合館において、「授業評価ワークショップⅡ―授業評価の効率的活用と効果的活用」と題したワークショップが開催された。
まず、松本和一郎教授(龍谷大学)による開会の挨拶に続き、2つのミニレクチャーが行われた。ミニレクチャー1では、米谷淳教授(神戸大学)より、授業評価の最近の動向に関する講演が行われた。講演においては、P・セルディンの"changing Practices Evaluating Teaching"を引き、学生による授業評価は本来「評価」ではなく、「フィードバック」であることが紹介された。学生からのフィードバックを授業改善にどのように生かせるかが大切であり、教員側に改善策に関する知識とモチベーションがあること、学生の教育への関与度が重要であることが述べられた。ミニレクチャー2では、福永栄一教授(大阪成蹊大学)から授業評価におけるメディア活用に関する講演が行われた。メディア活用で成果を上げるためには、ただシステムだけを導入すればよいのではなく、導入方法や活用法も同時に伝える必要があることや長期的スパンで考える重要性(例えば、検討・準備段階の重要性、関心の高い教員による試行的な実施など)が述べられた。
その後は、事前アンケートを基にテーマごとに分れてグループワークが行われた。グループは、「授業評価の実施・利用メディアに関する分科会」(1グループ)、「授業評価の分析・結果等に関する分科会」(1グループ)、「授業評価の活用に関する分科会」(4グループ)の計6グループであった。グループワークの前半では、各大学の授業評価の現状、授業評価に関する疑問点が出され、その疑問点の質疑応答を含む中間質疑をはさんで、後半のグループワークが行われ、前半で出された課題や中間質疑を踏まえ、それらに対する解決策やより詳細な情報交換がなされた。最後の全体会では、各グループからグループワークの報告が行われ、さらに、授業評価の実施や活用、課題について活発な議論が行われた。
3月11日に起こった東日本大震災・原発事故の影響がまだ大きく及ぶなか、関東地域から参加を予定していた数名の欠席があったが、9割強の37名の参加が確保できた。事後アンケートの全般的参加満足度の評定平均値は、4.50(5段階評定・約53%が5の評定)と十分高い値であり、自由記述や各セッションの評定などから、中間質疑の位置づけや議論の際の論点の明確化などの点で課題も残されたが、参加者にとって有意義な情報交換・情報共有の場となったと思われる。

当日の配付資料はこちら(PDF:4.2MB)

ワークショップの様子

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