活動 - FD共同実施WG - ワーキング・グループの活動報告 - 事業報告

【活動報告】「授業の方法-入門編②:数式を扱う授業のために-」ワークショップ(滋賀県立大学)(2012年5月25日(金)開催)


2012年5月25日(金)
滋賀県立大学

◇概要

 2012年5月25日(金)に滋賀県立大学で「授業の方法-入門編②:数式を扱う授業のために-」が開催されました。講師は滋賀県立大学教育実践支援室長の倉茂好匡先生です。この研修会は「関西地区FD連絡協議会初任教員向けプログラム」の一つとして、本協議会の共催事業となっています。本協議会加盟校からは9名(聖泉大学、京都医療科学大学、奈良産業大学、京都薬科大学、大阪工業大学、関西学院大学)の参加者がありました。研修会の内容は以下のとおりです。

日時:2012年5月25日(金)18:30~20:20
講義内容:数式を扱う授業のために

事後アンケートを実施した結果、以下のような回答が得られました(アンケート結果は滋賀県立大学の参加者も含む)。


研修会で得たこと・参考になったこと

・高い目標をかかげていても、学生が理解していなかったら意味がないことが分かった。
・学生の目線で考えていく大切さが分かった。
・学生の立場に立ったような経験だった。後半の例えがとても分かりやすかった。
・ギリシャ文字や筆記体を使うときは、あらかじめ説明が必要であること。
・現在の高等学校での教育レベルを把握しておくこと。
・公式に関する説明をして学生の理解を確認しながら授業を進めること。
・大学全体のカリキュラムの中で、情報の共有が必要であることを痛感した。
・自分が想像していた学生のレベルと実際のレベルに相当のギャップがあると感じた。自分では易しく教えてい  るつもりでも、学生のほとんどが分かっていないこともよくあるということを、考えなければならない。
・能力別クラス編成の例や中等教育と高等教育の接続の話がとても参考になった。
・普段の授業の見直しができるよい機会となった。学生が知っていて当たり前と思って話していることが、本当に 理解してもらっているのか不安になった。
・聴く立場で参加してみると、ノートを取っていると話が聞けないということを改めて感じた。・基本に立ち返る具体例が非常に参考になった。教員が自滅せず、なるべく多くの教育効果を得るためのヒントが沢山あった。
・前回の研修会と同じく、本題に入るまでの導入部分の必要性を感じた。
・単位の取扱い、偏微分、テイラー展開の扱いが参考になった。

質問事項

・到達目標が同じ場合は、学生のどこに標準を合わせればいいか。
・カリキュラムの工夫の仕方(教員が協力して共通のカリキュラムを作ることが難しい)。
・教え方と教える量のトレードオフについて(説明に時間を割くほど、高度な教育が出来なくなるのでは。実際   に、授業のレベルが低すぎてやる気を喪失した学生がいる)。
・中学・高校で能力別クラス編成を試み失敗した理由。
・運動量を教えなくて、ニュートンの運動の法則を教えることができるのか?
・成績評価の仕方、授業終了後の成果。
・非常勤講師を含む教員間の連携方法について。

今後の研修会に期待する内容

・レポートや宿題などの課題の出し方や量について。特に、自主的に学習したくなるような課題の出し方につい  て。
・大人数の講義の実施のコツなど。
・パワーポイントの使い方。


関西地区FD連絡協議会広報WGのアカウント